電源の入れ方
電源のON/OFFは、電源ボタンの長押しで行います。
短く押した場合はスリープ・スリープ解除になります。
初回起動時にいくつかの設定が求められますが、
準備ができなければスキップしても問題ありません。
無線LANの設定
予め、無線LANの接続に必要な情報を準備しておきます。
iPhoneで無線LANを使うには、「設定」アプリで設定します。
関連する「設定」の項目は次の通りです。
| MACアドレスの確認 | 「設定」-「一般」-「情報」-「Wi-Fiアドレス」 |
| Wi-Fiの設定とON/OFF | 「設定」-「Wi-Fi」 |
「設定」-「Wi-Fi」で「Wi-Fi」をONにすると、周囲の無線ネットワークが表示されます。
一覧にある場合はそれを選択するとパスワードを求められますので、入力して接続します。
ない場合は「その他...」を選択し、ネットワーク名、セキュリティの種類、パスワードを入力して接続します。
通信キャリアの設定
キャリアとiPhoneをセット契約した場合は設定済みかとおもいますので、
この項目はスキップで問題ありません。
iPhoneで通信キャリアを設定する場合も、「設定」アプリで設定します。
関連する「設定」の項目は次の通りです。
| 機内モードのON/OFF | 「設定」-「機内モード」 設定の際はOFFにしておく |
| モバイルデータ通信のON/OFF | 「設定」-「モバイルデータ通信」-「モバイルデータ通信」 設定の際はONにしておく |
| データローミングのON/OFF | 「設定」-「モバイルデータ通信」-「通信のオプション」通常はローミングオフにしておく |
| キャリア | 「設定」-「キャリア」 日本国内であれば、通常は自動にする |
| 構成プロファイル | 「設定」-「一般」-「プロファイル」 インストール済みの構成プロファイルを選択できる |
構成プロファイルをインストールするには、
Wi-Fiが使える状態で、契約中の通信回線業者が配布しているファイルを開きます。
この際、WebブラウザとしてiPhone標準のブラウザ(Safari)を使う必要があります。
多くの場合、構成プロファイルは公式Webサイトから入手できるでしょう。
参考までに、いくつかの通信回線業者について、構成プロファイルが入手できるURLを示します。
ワイモバイル
UQモバイル
IIJmio
mineo
LINEモバイル
楽天モバイル
メッセージの設定
メッセージは、Appleが提供するiMessageと、
電話回線を利用したメッセージ(SMS),
キャリアメール(MMS)に対応したメッセンジャーアプリです。
iMessageは、電話番号またはAppleのIDを持っていれば利用できます。
AppleのIDは初回起動時に要求されますので、追加で設定する必要はありません。
電話回線またはSMS(ショートメッセージ)を契約していれば、
「メッセージ」アプリでショートメッセージのやりとりができます。
MMSはiPhoneに対応したキャリアメールを契約すれば利用できますが、
キャリアのセット契約では初期設定されているでしょう。
逆に、MMSを契約していない場合は、予めMMSメールアドレスに何か文字列を設定しておく必要があります。
入れていないと毎回警告が表示されます。
設定した文字列はMMSを契約していなければ使われることはありませんので、
メールアドレスでなくてもかまいません。
メッセージの設定は「設定」アプリで行います。
関連する「設定」の項目は次の通りです。
| iMessageのON/OFF | 「設定」-「メッセージ」-「iMessage」 |
| iMessageで使うアドレスの選択 | 「設定」-「メッセージ」-「送受信」 |
| SMS送信のON/OFF | 「設定」-「メッセージ」-「SMSで送信」SMS料金をかけたくない場合はOFF |
| MMSメールアドレス | 「設定」-「メッセージ」-「MMSメールアドレス」MMS契約していない場合はダミー文字列を設定しておく |
| 画像を送る際に解像度を落とす | 「設定」-「メッセージ」-「低解像度モード」 |
iPhoneやiOSでは、iMessageが使える場合はインターネット回線を利用します。
iMessageが使えない場合はSMSやMMSが使われ、1通ごとに料金がかかることもあります。
その場合は、インターネット回線を利用したメッセンジャーアプリを利用すると良いでしょう。
データ通信量の節約方法
初期状態では、すべてのアプリがモバイルデータ通信を使える状態になっています。
また、Wi-Fiが使える場合でも、Wi-Fiの回線状況が悪い場合にはモバイルデータ通信を使うようになっています。
「設定」-「モバイルデータ通信」-「Wi-Fiアシスト」をOFFにしておくと、Wi-Fiの接続中にモバイルデータ通信を使うことがなくなります。
「設定」-「モバイルデータ通信」を開くと、アプリごとにモバイルデータ通信を使うかを選択できます。Wi-Fiだけで十分なアプリはOFFにしておくと、通信量を節約できます。