C#からCOMを利用したい場合は、
C++と同じようにVisual Studioをインストールします。
COMはデフォルトのセットアップ状態で利用できます。
統合環境は必須ではなく、コマンドラインからでも利用可能です。
C#が提供するCOMの機能
Visual C#が提供する機能は次の通りです。
タイプライブラリ(.tlbや.dll)を読み込むためのツール
COMインターフェースのキャスト、参照カウントの管理
IUnknownとIDispatchの実装
COMデュアルインターフェースサーバ (DLLのみ)
Visual C#にはEXEタイプのサーバが提供されていません。
DLLではなくEXEが必要な場合は、C++言語と同様にIClassFactoryを実装し、
Win32 APIのCoRegisterClassObject()を呼び出す形で実装すれば、
一応、可能なようです。
解説一覧
COM/ActiveXの解説ページ 目次
機能とセットアップ
COMクライアント
COMサーバ